先日開催した凌AXESQUIN
@shinogi_axesquin がおくるハイキングイベント
「出張シノギングツアー」
甲府が39度に迫る酷暑の中、同じ県内とは思えないほど、木陰に包まれ清流が流れる涼やかな別天地を凌いで参りました。
案内は、低山小道具研究家の”モリカツさん”
@morikatujp と、
「凌-シノギ」という独自の美学で日本の山を歩くためのアイテムを創り出し、「シノギング」という新しい山歩きの文化を発信しているデザイナーの”柳谷さん”
@disco_dangdut_shinji
歩き出す前に「シノギング」とは?
どんな山遊びのスタイルなのかを柳谷さんからお話し頂き、モリカツさんからポイントを抑えた地形図の読み方や、コンパスの使い方をレクチャーしていただきました。
準備を整えていざ沢へ!
澄んだ流れと木々や苔の緑が織りなす美しい景色を楽しみながらジャバジャバと水の中へ、、、
「沢歩き」と聞くと少しハードルが高く感じてしまうところがありますが、初心者でも経験者に同行してもらって、ルート選びをしっかりすれば無理なく水と戯れることができる。
こんな遊び方もあるんだ!
またひとつ、シノギングイベントから教えてもらいました。
地図で目星をつけた別荘地を見つけたら、柳谷さんの手解きのもとエクスペドのタープを張って一休み。
そして、森の中ではじまる「森まさるショー」。
片結びを応用するだけでできてしまうロープワーク。
ツェルトやタープを簡単に美しく張る方法。ナイフのあれこれ。メタルマッチを使った火おこし。
大切なことを難しくしないでシンプルに。
教科書にも載っていない、Google先生じゃ教えてくれない。
幼い頃からウラヤマを遊び尽くしたモリカツさんの、確かな経験に裏打ちされた’術’をじっくり伝えていただきました。
「かっこいい道具を持っているからかっこいいんじゃなくて、どんな道具でも使いこなしてる人がかっこいい。」
森勝さんのことばが胸に響く。
「シノギング」は決して特殊な山歩きではなく、子どもの頃に秘密基地を探して野に分け入った、誰の心にもある外遊びの原風景がそこにあり、自然の中で安全に過ごすために知っておきたい「大切なこと」が詰まっている。
手のひらの中でスクロールする世界だけじゃ、本当の答えは見つからない。
道標に導かれて山頂を目指す一般的な登山の数だけ増やして、熟達の経験者の気になってないかい?と、自分に問いかける。
足るを知る。
同時に自分に足りないものを知る。
これからもまた謙虚に山と、自然と、向き合っていきたい。
そんなふうに心の鉢巻きを締め直す。
山歩きに必要な幅広いスキルが身に付く「シノギング」、ぜひ一緒に参加してみませんか?
次回山梨での開催は12月の予定です!
SUNDAYのシノギングでは初の、沢での開催となった「夏の暑さと難所を凌ぐ」
県内外からご参加いただいた皆さま。森勝さん、柳谷さん、本当にありがとうございました!
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